NEWSお知らせ
RPPCメールマガジン 第1038号
RPPC メールマガジン 第 1038号(令和6年 9月 25日)
~事務局からのお知らせ~
◇◆令和6年度 施設見学会+交流会について◆◇
★開催日:2024年
11月 19日(水)
★開催地:新潟県 糸魚川市(JR北陸新幹線 糸魚川駅 13:30集合/19:00頃糸魚川駅解散)
★見学施設等:姫川港・デンカ㈱・明星セメント㈱ ※順不同
★交流会:糸魚川市内 17:00~ 参加費4,000円/人
※申込等詳細につきましては改めてご連絡申し上げます。
◇◆令和6年度 リサイクルポートセミナーについて◆◇
☆開催日時:令和6年12月18日(水)14:30~17:00
☆会 場:赤坂インターシティコンファレンス 401号室
☆配 信:YouTube配信併用
☆交 流 会:17:00~ 参加費4,000円/人
※申込等詳細につきましては改めてご連絡申し上げます。
◇◆【講師派遣】について◆◇【再掲】
リサイクルポート推進協議会では会員様へのサービスの一環として
講師派遣をスタートしております。
(国・各専門分野の方から講師を派遣いたします。詳細につきましてはURLをご参照ください)
https://www.rppc.jp/news/view/493
お申込みは下記URLよりお願い致します。
(会員 ID ・ PW がご不明の方は事務局までお問合せください)
https://www.rppc.jp/login.html?controller=dispatch&action=form
◇◆その他ご案内◆◇
rppcのHPでは、メルマガのバックナンバーがご覧になれます。
https://www.rppc.jp/news/index/1
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◇◆リサイクルポートに関連する最新の情報
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★大阪湾岸道路連絡調整会議開催、主塔基礎を載荷試験で確認中
近畿地方整備局、阪神高速道路は9月18日、「第1回大阪湾岸道路西伸部事業連絡調整会議」を開催した。同湾岸道路は六甲アイランド陸上部で工事が進んでいるほか、新港・灘浜の海上部長大橋についても今後上下部の詳細設計に入る段階となっている。このため、近畿地整らは兵庫県、及び神戸市を交えて情報共有を図っていくこととし連絡調整会議を設置した。同会議では県や市から今後の事業費、事業スケジュールの早期提示、有料道路事業を最大限活用することを基本とした財源確保、などを要望する意見が出された。
大阪湾岸道路西伸部のうち新港・灘浜の海上部長大橋は、令和元年12月の中間とりまとめにおいて、それまでの単独斜張橋案から最大支間長650mの5径間連続斜張橋とすることに決めている。
国土交通省港湾局が担当する基礎部の現状については、橋梁形式の変更に伴い基礎位置が変更になったことから、変更後の基礎位置での地震対応調査を行った結果、支持層を見直すことが必要になったほか、基礎の平面形状もこれまでに見直している。
主塔4本(1P、2P、3P、4P)の基礎は概ね40m~50m四方の鋼管矢板井筒基礎構造として設計しており、阪神高速において詳細設計まで終えている。同設計では3Pについて薄層支持が必要になったことから形状を大きくするなど荷重に耐える設計に見直している。
この詳細設計案について近畿地整港湾空港部では、近昨年度2件の載荷試験工事を契約しており、これまでに2Pの試験を終えたほか、現在3Pについてボーリング作業中。そして同載荷試験の成果は神戸技術調査事務所を通じて、設計深度や地盤に対応した施工の確実性等の確認作業を行い、今後の基礎部工事に反映していく。
★名古屋港新土砂処分場、次工区の実施設計を契約
中部地方整備局名古屋港湾事務所は、事業中の中部国際空港沖土砂処分場整備について、西Ⅰ工区の早期完成に向けた取組を進めている。これまでに沖側、南側の外周護岸整備では水切りを終えて概成段階に近づきつつあり、引き続き、内側中仕切堤の整備を進めていく。また西Ⅱ工区との境界に位置する中仕切堤についても今後整備を重点化することにしており、早期の土砂受入れに向けた取組を進める。
西Ⅱ工区との境界に位置する中仕切堤は、これまでにも一部着手済だが、本格化するのはこれから。同中仕切堤は延長410mあり、捨石式傾斜堤構造で築堤していく。また、余水吐施設を設ける必要があることから、そのための検討も進めていく。
名古屋港湾事務所では今後、西Ⅰ工区以降の護岸整備に向けた準備も進める。これに関する実施設計調査業務が9月18日に開札となっており、工期は7年3月14日。西Ⅰ工区の護岸完成を見据え、次工区の整備に向けた各種検討についても今後本格化させていく。
★日本全国みなと便り(20)東京空港整備事務所 森弘継所長
「羽田空港の未来を支えるインフラ整備」
★備讃瀬戸航路附帯施設設計、坂出港総社地区処分場護岸
四国地方整備局高松港湾・空港整備事務所は、備讃瀬戸航路附帯施設概略設計業務を今年度予定している。備讃瀬戸航路で発生する浚渫土の処分用地として坂出港総社地区前面海域が想定されており、同処分場護岸構造について概略設計する。
坂出港総社地区は備讃瀬戸航路に近接し、水深14mの航路確保も容易であることから、航路浚渫附帯施設として位置付けて整備していく方針。同地区は坂出港の将来の物流基地機能としての役割が期待されており、坂出市では土砂処分用地として土地造成されたのちに、土地活用を図っていく。
対象となる海面処分用地は面積32・4ha。令和5年10月に開かれた交通政策審議会港湾分科会において港湾計画一部変更として了承され、現行の坂出港港湾計画に位置付けられている。
高松港湾・空港整備事務所では今後手続きに入る概略設計業務に先立ち今年8月、備讃瀬戸航路附帯施設土質調査として、同地区護岸を対象に中央開発と調査業務を契約しており、同調査の成果を今後の護岸概略設計に活かしていく
★赤石岸壁取付護岸断面検討、岸壁端部とエプロン接続部
四国地方整備局高松港湾空港技術調査事務所は小松島港湾・空港整備事務所が事業中の徳島小松島港赤石地区岸壁(マイナス13m)整備に対応し、岸壁取付部護岸の断面検討業務を発注する。
徳島小松島港赤石地区岸壁では今年度から水深13m国際物流ターミナル機能の強化として、外貿貨物を取り扱っている水深13m岸壁を80m延伸する工事に着手している。
赤石地区の岸壁延長整備では直轄事業として岸壁本体(80m)のほか、背後のエプロン(幅20m)の整備を行うことになっており、高松技調では岸壁端部からエプロン部に繋がる取付部の護岸構造を検討する。
高松技調が行う岸壁取付部護岸の断面検討業務は、第3四半期の入札を予定している。履行期間は約6ヶ月。
★徳島小松島港、生物との共生に向け浚渫土砂活用技術の検討
四国地方整備局小松島港湾・空港整備事務所は、小松島港における生物との共生を考慮した浚渫土砂活用技術の検討業務を行う。
徳島小松島港では港湾整備事業の推進に伴い、浚渫土砂の処分が課題になっており、新たな処分場の確保が求められている。このため小松島港湾・空港整備事務所では、海洋生物との共生を念頭に、浚渫土を環境に優しい材料に改良し、港内の深い水域に投入して魚介類の蝟集効果に繋がる浅場造成などとして活用していくことを検討している。本業務はプロポーザル方式の対象で、浚渫土を有効活用した代替材としての可能性及び藻場造成への活用を念頭に、学識経験者らによる検討会を開催し、効率的な計画案の立案を行う。浚渫土にカルシア改質土を改変して海洋生物との共生を図っていく。小松島港湾・空港整備事務所が、生物共生を考慮した浚渫土砂活用の検討を行うのは初めてになる。
徳島小松島港周辺海域においても、近年は磯焼けや海水温の変化等で漁場環境変化していると言われており、漁業者からは貧酸素水域の解消など深場を対象に、浅場造成などを要請する声もある。
この中で実証試験計画(案)では、環境創造適用技術の検討として、対象生物に海草・海藻類を考えており、対象材料にカルシア改質土を想定している。
★八代港 大築島土砂処分場が進捗=今年度に中仕切堤築造完了
九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所は、事業実施中の八代港大築島土砂処分場において、中仕切堤工事の発注手続きに入っている。今年度工事で中仕切堤の整備は完了し次年度以降、汚濁防止膜の展張など関連施設工事を行い、関係機関とも調整して浚渫土砂投入開始への準備を進める方針。
八代港大築島土砂処分場整備に伴う中仕切堤(潜堤)は、鵜ノ子島と黒島の間に整備するもので、昨年度に鵜ノ子島沖を対象に約80㍍を整備済。今年度は黒島近傍に約150㍍を整備する。これにより中仕切堤整備は完了し、処分場のC護岸、D護岸と中仕切堤で囲まれた区域への早期土砂投入が可能となる。
★和歌山下津港海岸 藤白第2工区詳細設計=6号、7号桟橋部
近畿地方整備局和歌山港湾事務所は和歌山下津港海岸(海南地区)の護岸改良事業で今後、藤白護岸(第2工区)に位置する6号桟橋部、7号桟橋部の詳細設計業務の手続きを進める。8月1日付の発注見通しに公表しており、同業務の入札予定時期は6号桟橋部が第2四半期、7号桟橋部が第3四半期を予定している。履行期間は6号桟橋部が約7ヶ月、7号桟橋部が約8ヶ月としている。
和歌山下津港海岸(海南地区)の護岸改良事業ではこれまでに各工区で事業が進捗し、現在は藤白護岸地区を重点的に進めている。藤白護岸は地域の自然条件等から第1工区、第2工区、第3工区に分けており、第1工区は今後仕上げ段階の施工に入っていく段階。また第3工区は今年度から施工が本格化する。
★高知港空事務所 生物共生考慮の港湾整備=須崎、高知港でモニタリング
四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所は、須崎港防波堤、並びに高知港防波堤における海洋生物との共生を考慮した港湾整備効果の検討を行う。須崎港では過年度から藻場などを付着しやすくした試験プレートやスラグ人工石を防波堤基部に設置し、海藻生息状況などの追跡調査を令和4年度から行ってきており、今年度もモニタリングし確認する。また高知港では今年度初めての取組として桂浜地区防波堤を対象に試験プレートを取付けており、藻場の育成やプレートの設置効果を確認することにしている。
高知港湾・空港整備事務所による生物との共生を考慮した港湾整備検討業務の内容は、須崎港では湾口地区西防波堤の基部・標準部、及び東防波堤の基部・標準部、更には東西防波堤外側消波ブロックを対象に、藻場及びこれまでに設置した試験プレート等のモニタリングを行う。そして、モニタリング結果を踏まえた資料作成及び藻場育成に関する検討を行う。
★平良港 みなとPPPで緑地整備=宮古島市が事業者公募開始
宮古島市は、みなとPPPを活用した平良港の港湾緑地整備に向け、「第1期宮古島市みなとまちづくり基本計画に基づくウォーターフロント再整備事業(拠点I:Cエリア)」に係る運営事業者を公募型プロポーザル方式で募集している。
同事業は令和5年3月に市が策定した宮古島市みなとまちづくり基本計画のうち、平良港クルーズターミナル周辺の港湾区域(拠点Ⅰ)の整備について、早期の事業展開が望まれているCエリア(ひらりん公園)に、他エリアを先導する魅力ある観光・交流拠点を整備するもの。
事業対象面積は1万3631平方㍍。同緑地はクルーズ船ターミナルと中心市街地を結ぶ結節点に位置しており、クルーズ船客・フライト客・市民が憩い、交流する場としての活用が期待されている。このため、市は民間活力を活用し、市街地誘導の入り口(エントランス空間)となる収益施設及びイベント交流広場となる緑地空間の形成を目指す。
※港湾空港タイムス(9月16日付号ほか)より転載・編集
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発行者: RPPC 広報部会
部会長:新谷 聡 りんかい日産建設(株)
部会員:杉山 泉 日本製鉄(株)
下村 直己 五洋建設(株)
鈴木 達裕 東京都
齋藤 憲雄 山形県リサイクルポート情報センター
リサイクルポート推進協議会
事務局
一般財団法人みなと総合研究財団(内) 担当:押田、権野、安田
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